転職回数が多いほど不利になる

転職回数が多いほど不利になる

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転職の回数と評価

転職回数が多いと採用されにくくなることに関して、これは事実として受け止めなければなりません。転職回数が多くても関係ないなどの話もありますが、考え方の基本としては転職回数が多くなればなるほど、採用してもすぐに辞めるのではないかという不信感を招くことになります。
特に20代のうちに3回以上の転職経験がある場合は、しっかりと採用担当を納得させることが出来る理由がない限りは、市場価値としてかなり厳しい評価をつけざるを得ません。これは20代だけではなく、1年未満の勤続が2回以上続く人も同様の評価となります。

採用する側の考え

採用される立場からするとあまり考えることはないかもしれませんが、企業が人を採用する際には意外と大きなお金がかかっています。新卒であれば1人あたりにおよそ50万円~200万円の費用がかかります。そして中途採用であれば最低でも20万円の費用がかかっています。これらの内訳としては求人サイトへの広告費、会社説明資料や人事部の人件費などがあります。ここから入社後のデスクやパソコン、研修費用などを考えるとさらに費用はかかります。このように少なくない費用をかけて採用しているにも関わらず、1年と経たないうちに辞められてしまうのは会社からすると手痛いことだとわかります。
このようにすぐに辞めてしまった人に関して、配属された部署は採用担当に対して「あんな奴を採用するな」といったクレームにもつながります。人事部からしてもすぐに辞めてしまう人というのは迷惑な存在になってしまい、採用側の考えとしては絶対に辞めない人が欲しいという本音があります。

ネガティブなイメージがある理由

では転職回数が多い人というのはなぜ低い評価を得てしまうのかというところです。人事の採用担当の人も面接ですべてのことが把握できるわけではありませんので、やはり履歴からある程度判断しなければなりません。それを考えると、イメージというのはとても大切です。転職回数が多い人のイメージには、我慢ができない人、人間関係に問題があった人といったものがあります。結局入社してもすぐに辞めてしまうと思われてしまうようなイメージです。
これらのことを踏まえて教育期間などの諸々の費用を考えると、会社側からすると辞めなさそうな人ほど採用したいということもわかります。このような理由から、転職回数が多いということは採用されにくくなることにつながのです。

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